製品レビュー|AIボイスレコーダー
PLAUD Note Pro
「会議のたびに議事録づくりで残業…」「通話の内容、あとから確認できたらいいのに」——そんな悩みを持つ方が真っ先に候補にするのが、PLAUDシリーズの最上位モデルPLAUD Note Proです。
この記事では、運営者のヒカルが公式情報を徹底的に読み込み、料金の「本当の総コスト」やデメリットまで包み隠さず解説します。実際に使っている方の口コミも、記事の後半に掲載しています。
会議・商談・通話の記録を「文字起こし+要約」まで自動化したい方に最適な現行最高峰モデル。シリーズ唯一のディスプレイ、通話/対面の自動切替録音、最大5mの収音力を備えます。ただし月300分を超えるなら有料プラン(年16,800円〜)が実質必須です。
◎ こんな人に
会議が多い管理職・営業・士業、通話録音が必要な人
△ こんな人には不向き
録音頻度が低い人、月額課金を避けたい人、録音の二次利用をしたい人
☰ この記事の目次
PLAUD Note Proとは — シリーズ最上位モデル
PLAUD Note Proは、累計出荷200万台・170カ国以上で利用されるPLAUDシリーズの最上位に位置するカード型AIボイスレコーダーです。公式サイトでは「議事録の常識を打ち破る、最先端AIボイスレコーダー」と紹介されていて、録音から文字起こし・要約・活用までを一台とアプリで完結させる設計になっています。
従来モデルのPLAUD Note(27,500円)との最大の違いは、収音性能とインターフェースです。マイクはMEMSマイク4基+振動センサー(VPU)1基へと倍増し、AI指向性収音技術により最大5m先の音声までクリアに捉えます(従来モデルは最大3m)。さらにシリーズで唯一AMOLEDディスプレイを搭載し、録音状態やバッテリー残量を本体だけで確認できるようになりました。
厚さ約3mmのカード型でスマホの背面にMagSafeで装着でき、通話か対面会話かを自動で判別して録音モードを切り替える「スマートデュアルモード」を搭載している点が、他社製品に対する明確な優位点です。
ヒカルの7軸評価
会議室ならバッチリ。騒がしい場所は少し苦手です
できることは本当に多い。一部ベータ版なのはご愛嬌
5m先まで拾えるのは頼もしい(音楽録音は別物です)
正直ここは厳しめ。本体+サブスクの覚悟は必要です
カード型+MagSafeは文句なしの満点です
電池持ちは優秀。ただ充電ケーブルが専用品なのが惜しい
認証は最高水準。ただしオフライン運用はできません
当サイトの評価は「読者が本当のことを知りたい」を最優先に、あえて厳しめに採点しています。広告の有無はスコアに影響しません。詳しくは検証ポリシー・評価基準をご覧ください。
スペック一覧
| 価格 | 30,800円(税込) |
|---|---|
| カラー | ブラック / シルバー |
| 形状 | カード型(MagSafe対応、専用ケース同梱) |
| ディスプレイ | AMOLED(シリーズ唯一) |
| マイク構成 | MEMSマイク×4 + VPU(振動センサー)×1 |
| 収音範囲 | 最大5m(音声強化モード)/ 3m(長時間駆動モード) |
| 録音モード | スマートデュアルモード(通話/対面を自動切替) |
| バッテリー | 500mAh:音声強化モード最大30時間、長時間駆動モード最大50時間、スタンバイ最大60日 |
| 対応言語 | 112ヶ国語の文字起こし |
| AIモデル | GPT-5.5 / Gemini 3.1 Pro / Claude Sonnet 4.6 など選択可 |
| 同梱物 | 本体、MagSafeケース、充電ケーブル、マグネットリング、毎月の無料文字起こし枠 |
| セキュリティ | ISO 27001 / ISO 27701 / GDPR / HIPAA / SOC 2 Type II / EN 18031 準拠 |
| 保証 | 30日間返品保証(顧客都合可)・1年間製品保証 |
料金体系と3年総コスト
PLAUD Note Proは本体を買えば終わりではなく、AI機能の利用量に応じたメンバーシップが組み合わさる料金体系です。無料のStarterプランでも月300分の文字起こしが可能で、購入特典として600分パッケージが付与されます。
Starter
無料
ずっと0円
文字起こし 300分/月
Pro
16,800円/年
月換算1,400円(月払いは3,000円/月)
文字起こし 1,200分/月
Unlimited
40,000円/年
月換算約3,333円(月払いは5,000円/月)
文字起こし 無制限(1日最大24時間)
サブスクを避けたい方向けに、買い切りの文字起こしパッケージ(600分2,000円 / 3,000分10,000円 / 6,000分15,000円)も用意されています。ここは購入判断の分かれ目なので、利用量別の3年総コストを試算してみました。

大事なポイントをひとつ。多次元要約・テンプレート・Ask Plaud・112言語対応などの主要AI機能は、無料プランでも使えます。課金の対象はほぼ「文字起こし時間」だけなので、まず無料枠で運用してみて、足りなければ課金する、という始め方ができますよ。
主要機能レビュー
文字起こしとAI要約
文字起こしは112言語に対応していて、話者ラベル(誰が何を話したか)の自動付与や言語の自動検知までやってくれます。医療・法律・金融といった専門用語の辞書も10種類以上内蔵されているので、お仕事の専門的な会話でも安心ですよ。
要約は「多次元要約」といって、同じ録音から営業向けアクション項目・経営層向け戦略概要など、複数の視点でまとめ直してくれるスグレモノ。テンプレートは1万種類以上あります。しかも生成に使うAIをGPT-5.5、Gemini 3.1 Pro、Claude Sonnet 4.6などから選べるんです。AIモデルの進化がそのまま製品の進化になる——これは買い切り型のオフライン機にはない、クラウド型ならではの強みです。
さらに「Ask Plaud」という機能では、録音内容についてAIに質問すると、音源まで遡れる根拠付きの回答が返ってきます。会議のあとに「決定事項は?」「宿題は誰が持った?」と聞くだけで議事録の確認が終わる体験は、単なる文字起こし機を超えた価値だと感じます。
ただ、正直なところもお伝えしますね。静かな会議室では驚くほど正確なのですが、ガヤガヤした場所や方言・早口が混じる会話だと誤変換が増えてきます。一部の機能はまだ「ベータ版」で、日によって出力にムラがあることも。過度な期待は禁物ですが、会議用途なら十分すぎる実力です。
録音性能
マイクは4つのMEMSマイク+振動センサー構成で、AI指向性収音により最大5m先の声までクリアに拾ってくれます。雑音除去も自動なので、難しい設定は一切不要です。
しかも、スマホにMagSafeで付けたまま電話を始めると自動で通話録音モードに切り替わります。「録音ボタン押し忘れた!」という、あの絶望を構造的に防いでくれるのは本当にありがたいポイントです。
ひとつだけ注意点を。「最大5m」は音声強化モードのときの数字で、電池を長持ちさせる長時間駆動モードだと3mになります。広い会議室で使うときは、モードを確認してから録音してくださいね。
バッテリー・携帯性
電池持ちは最大50時間の連続録音、待機なら60日と、このカテゴリではトップクラス。1回充電しておけば1週間分の会議は余裕でカバーできます。厚さ約3mmのカード型でスマホの背面にペタッと付けておけるので、「持ち物が増えない」のもうれしいところです。
ただ、ひとつだけ惜しい点を。充電が普通のUSB-C直挿しではなく、専用のマグネット式ケーブルなんです。出張先に忘れると充電手段がなくなるので、私はカバンに1本入れっぱなしにしています。
セキュリティ
ISO 27001/27701、GDPR、HIPAA、SOC 2 Type II、EN 18031と、クラウド型AIレコーダーとしては最高水準の第三者認証を揃えています。個人利用なら心配いらないレベルです。
ただしクラウドで処理する仕組みである以上、社外秘の情報を扱う場合は、お勤め先のセキュリティポリシーを確認しておくと安心です。「完全オフライン処理でないとダメ」という環境(医療機関の一部など)の方は、オフライン処理に対応したVOITER SR302Proが代替候補になりますよ。
メリット・デメリット
- ✓通話/対面を自動判別するスマートデュアルモード録音(同カテゴリで独自性が高い)
- ✓最大5mの収音力とMEMS×4+VPUの録音品質
- ✓最大50時間駆動・スタンバイ60日の長時間バッテリー
- ✓最新AI(GPT-5.5等)を選べる1万種以上の要約テンプレート
- ✓無料プランでも月300分+主要AI機能が使える
- ✓30日間返品保証で「合わなければ返品」ができる
- ×月300分を超える利用では有料プラン(年16,800円〜)が実質必須
- ×充電が専用端子でUSB-C直挿し不可(ケーブル紛失リスク)
- ×本体30,800円は競合(Notta Memo 23,500円等)より約7,000円高い
- ×クラウド処理のため完全オフライン運用はできない
- ×録音音声の二次利用(配信等)を想定した音楽的な高音質録音は非対応
競合製品との比較
| 項目 | PLAUD Note Pro | Notta Memo | AutoMemo S |
|---|---|---|---|
| 本体価格 | 30,800円 | 23,500円 | 19,800円 |
| 無料文字起こし | 300分/月 | 300分/月(購入特典) | 60分/月 |
| 収音範囲 | 最大5m | 推奨3m以内 | — |
| 通話録音 | 自動切替対応 | 対応(手動切替) | 非対応 |
| 強み | 総合力・収音力・AI | Web会議連携・翻訳 | 本体ディスプレイで完結 |
より詳しい比較はPLAUD Note Pro vs Notta Memo 徹底比較をご覧ください。それぞれのレビューはNotta Memoのレビュー、AutoMemo Sのレビューにまとめています。
購入方法
PLAUD Note Proは公式サイトで購入できます。1〜3営業日以内の無料配送、30日間返品保証(顧客都合の返品も可)、1年間の製品保証が付いてくるので、「試してみて合わなかったら返品」ができるのは安心ですね。公式LINEの友達登録で10%OFFクーポンも配布されています。
よくある質問
Q. 月額料金を払わないと使えませんか?
A. いいえ。無料のStarterプランで月300分の文字起こしと、要約・Ask Plaudなどの主要AI機能が使えます。それを超える場合に、Pro(年16,800円)などへのアップグレードか、買い切りの文字起こしパッケージ(600分2,000円〜)を選びます。
Q. PLAUD Noteとの違いは何ですか?
A. マイクがMEMS×2+VPU×1からMEMS×4+VPU×1に増強され収音距離が3m→5mに拡大、ディスプレイ搭載、通話/対面の自動切替(Noteは手動切替)、バッテリーが最大30時間→50時間に強化されています。詳しくはPLAUD Noteのレビューもご覧ください。
Q. 日本語以外の文字起こしはできますか?
A. 112ヶ国語に対応し、言語は自動で検知されます。多言語が混ざった会議でも文字起こしできますよ。
Q. 録音は違法になりませんか?
A. 自分が参加する会話の録音は原則適法ですが、公式も「録音を始める前に、参加者に録音する旨を伝え、同意を得てください」と案内しています。詳しくは録音の法律・マナーの記事をご覧ください。
Q. セキュリティは大丈夫ですか?
A. ISO 27001/27701、GDPR、HIPAA、SOC 2 Type II、EN 18031に準拠しています。ただしクラウド処理のため、完全オフラインが必須の環境ではオフライン対応機をご検討ください。
まとめ
PLAUD Note Proは、収音力・AI機能・バッテリー・セキュリティ認証のすべてで、現行AIボイスレコーダーの最高水準にある一台です。「会議や通話が多くて、記録作業を根本からなくしたい」という方なら、競合との価格差を払う価値は十分にあると私は思います。
一方で、録音が月300分に収まる方は無料プランで元が取れますし、そもそも月額課金を避けたい方は買い切り志向のAutoMemo Sのような選択肢もあります。
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参考情報
本記事の価格・スペック・料金プランは、2026年7月23日時点の以下の公式情報に基づいています。